静岡の弁理士・弁護士 坂野史子のブログ

静岡市で活動している理系の弁理士 弁護士です。静岡のぞみ法律特許事務所 http://www.s-nozomilawpat.jp

顧問契約って何だろう

顧問契約をする際は以下の説明をしています。

問題が起きたときにはじめて弁護士に相談ということでは,迅速適切な解決は難しいと思います。

日頃から弁護士とざっくばらんに話をすることができる環境を整えることにより,未然に問題を防ぐことができ,問題が起こったときの会社自身の問題解決力も向上します。

 

1. 法律相談

 依頼者本人のあらゆる法律相談(民事・刑事・商事・知的財産事件等)を無料で受けることができます。通常受け付けない電話やメールによる相談も随時受けることができます。

 従業員等の相談も,優先的に受け付けます。働く人の安心にも繋がります。ただし会社を相手方にする相談は受けられません。

 

2.  相談への迅速・適切な対応,会社自身の問題対応力の向上

 顧問弁護士は,依頼者の事情を継続的に把握することができるため,問題の内容や背景事情を適切に把握し,紛争の拡大を防ぎ,迅速な解決を図ることができます。弊所では,結論のみではなく,必ず思考のプロセスや理由をご説明します。弁護士との相談を積み重ねることにより,会社自身の問題に対する対応力も向上していきます。

 

3. 紛争の予防

 問題が起こったときに弁護士に相談をするということでは,問題の把握だけで時間がかかる等解決に長時間及び高いコストを要することになる場合があります。 また,不利な契約を締結してしまった後に条件等を変更しようとしても,困難です。 顧問契約により,一定の契約のチェック等紛争の予防のためのサービスを受けることができますし,弁護士と継続的なつながりをもち,気になったことを日頃から相談することにより,紛争を未然に防ぐことができます。

 

4. 紛争処理

 訴訟や複雑な交渉等については,顧問先の事件を優先して処理します。また着手金・報酬金についても便宜を計らいます。